QRコード決済サービス『PayPay(ペイペイ)』は、スマホ決済の先駆けとして登場したサービスで、CM効果もあり利用者がドンドン増えています。
現金化やPayPay外での決済に転用できませんが、コンビニをはじめ利用できる店が多いので、使い道に困ることが非常に少ないです。
そんなPayPayには、相手にすぐお金を送ることができる『個人間送金機能』が付いています。
この記事では、PayPayを使って個人間で送金できる機能について徹底解説します。
これを読むと、今までPayPayを利用したことが無くても試してみたくなったり、キャッシュレス生活の快適さに感動すること間違いなしですよ^^
Contents
PayPay 個人間送金とは?
PayPay 個人間送金は、PayPayを使って個人から個人へお金を送金・受け取りができる機能です。
例えば、友人とランチに行った時、3人で3600円の支払いが発生した場合、1人が代表者として全額支払い、後の2人は代表者に1200円ずつPayPayで送金すると、簡単に割り勘が出来ます。
割り勘のほか、立て替え払いをしてもらった分を送金したり、借りたお金を返すことがPayPayアプリ内で完結できます。
お札や小銭の準備が不要になり、アプリ内に支払いの履歴が残るので、うっかり支払いを忘れたり、計算間違いを防ぐこともできて便利です。
PayPayでの個人間送金のやり方を徹底解説!
スマホで支払・受け取りが完結できるPayPayでの、個人間送金のやり方は次の3つの方法があります。
・ORコードの読み取り
・電話番号又はIDで検索
・専用URL発行
個人間送金を行うには、相手もPayPayを利用しているという条件があります。
誤って別の人が受け取ってしまうのを避けるため、必ずパスコードの設定をするようにしましょう。
ORコードの読み取り
この方法は、送る相手が近くにいる場合、早くて手軽にできるやり方です。
↓
「友だちのQRコードを読み取る」をタップ
↓
QRコードを読み取り
金額を入力・支払い方法を選択し「次へ」をタップ
↓
「パスコードを設定する」をタップし4桁のパスコードを入力
↓
内容を確認し「○○円を送る」をタップ
↓
受け取り依頼の送信が完了
QRコードが表示されるので送る側のスマホから読み取ってもらう
↓
ホーム画面に「受け取り待ちリスト」をタップ
↓
「受け取り待ちリスト」から目的の受け取り人をタップ
↓
内容を確認し「受け取る」をタップ
↓
送る側にパスコードを教えてもらい入力
↓
受け取り完了
携帯電話番号又はPayPay IDで検索
携帯電話番号又はPayPay IDをあて先として送金できる方法です。
↓
受け取り側の携帯電話番号又はPayPay IDを入力
「検索する」をタップ
↓
金額を入力し「次へ」をタップ
↓
「パスコードを設定する」をタップし4桁のパスコードを入力
↓
内容を確認し「○○円を送る」をタップ
↓
受け取り依頼の送信が完了
↓
ホーム画面の「受け取り待ちリスト」をタップ
↓
「受け取り待ちリスト」から目的の受け取り人をタップ
↓
内容を確認し「受け取る」をタップ
↓
送る側に教えてもらったパスコードを入力
↓
受け取り完了
専用URL発行
SNSアプリでやり取りしたい時や、メールでメッセージも一緒に送りたい場合、専用URLを発行してやり取りができます。
↓
「受け取りリンクを作成する」をタップ
↓
金額を入力し「次へ」をタップ
↓
「パスコードを設定する」をタップし4桁のパスコードを入力
↓
内容を確認し「○○円を送る」をタップ
※メッセージを送りたい時は
「メッセージを追加する」をタップし入力
↓
「受け取りリンク」と「パスコード」を受け取り側に伝えて完了
↓
内容を確認し「受け取る」をタップ
↓
送る側に教えてもらったパスコードを入力
↓
受け取り完了
パスコードについて
PayPayで送金する時に、誤って違う相手に送金してしまった場合でも、パスコードを知らないと受け取ることができません。
パスコードの設定をしておくとトラブル防止になります。
もし、誤って送金した場合、支払い側からキャンセル(取り消し)は出来ません。
支払い側にPayPayが戻ってくる場合は次の3つです。
・受け取り側が「受け取り辞退」をした
・受け取り期限が切れた(2週間)
・受け取り側がパスコードの入力を3回間違った
支払い側は、手続き完了画面の「詳細を見る」をタップすると、設定したパスコードを確認できます。
支払い手続きをした後は、ホーム画面の「受け取り待ちリスト」からチェックできます。
PayPayで送金できない時はどうなる?
PayPayで、うまく送金できなかった場合、次の3つをチェックしてみましょう。
・チャージ残高の確認
・キャンペーンなどで還元された分かどうか
・相手が携帯番号での検索を拒否設定していないか
チャージ残高の確認
PayPayで送金できるのは、すでにチャージされている残高から行い、クレジットカードからの送金は不可になります(ただし、Yahoo!カードだけはチャージ可能)。
PayPay残高には、次の2種類があります。
・銀行口座などからチャージした「PayPayライト」
・キャンペーンで付与されたポイント「PayPayボーナス」
少し複雑に感じますが、個人間送金で使えるのは「PayPayライト」残高のみと覚えておくといいですね。
キャンペーンなどで還元された分かどうか
PayPay残高のうち、20%還元などのキャンペーンで付与されたポイント(PayPayボーナス)は、送金には使えません。
銀行口座などからチャージした分(PayPayライト)だけが送金に使えます。
相手が携帯番号での検索を拒否設定していないか
相手の携帯番号で送金をする場合、相手側が検索拒否設定をしていると送金できません。
正しい番号で入力したはずなのに送金できない場合は、相手側で携帯番号の拒否設定解除をお願いするか、別の送金方法に変更するようにしましょう。
PayPayの個人間送金を利用する時の手数料は?
銀行から振り込みを行うと手数料がかかりますが、PayPayを使った送金は手数料がかかりません。
受け取り側についても手数料はかかりません。
これは、他のQR決済サービスも同様です。
普通の銀行の振込では、振込手数料は少額ながらも負担がかかるので、無料で送金できるQRコード決済のサービスはお得でいいですね!
送金額については1円から10万円までできます。
Yahoo!マネーが今後はPayPayに統合に
Yahooのサービスでは、「Yahoo!マネー」や、「預金払い」のサービスがありますが、今後はPayPayに統合される発表がありました。
統合は2019年9月から順次行われる予定になっています。
Yahoo!マネーに残っていた残高は、PayPayに引き継がれますので、なくなってしまうという心配はありません。
Yahoo!ウォレットや預金払いなど、チャージするときにもちょっとわかりにくいことも。
シンプルになるとわかりやすくなっていいですよね。
便利なPayPayで、快適なキャッシュレス生活を体感しちゃいましょう!